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小さいころからの夢が形になった瞬間

20年前。

両親ともに共働きで、週末になればおばあちゃんの家へ預けられていた私。小学生だった私の趣味は、モデルハウスが立ち並ぶハウジングパークなるものを見学に行くことでした。

歩いて15分ほどのところにあるハウジングパークは夢の世界でした。

「おじゃまします」と、小学生の女の子とおばあちゃんが来場して、営業マンもきっと困っていたと思います。絶対に家を購入することなんか考えていないだろう二人ですから…

それでも孫のためと付き合ってくれたおばあちゃん、子どもの頼みだからとハウスメーカーの冊子やキッチンカタログなどをくださった営業マン、今はとても感謝しています。

大きな紙袋に、腕がちぎれそうなくらい入ったカタログを持って帰っては、眺めて楽しみ、切り取って楽しみ、書き込んで楽しみ、最後はローン計算をして楽しむほど、「家」が好きでした。

それから20年。

私は結婚し、2人の子どもができたときに再びハウスメーカーを巡りました。

主人が仕事に行っている時間、私は小さな赤ちゃんだった娘をおんぶして、保育園に入る前の息子と手をつなぎ、何件も何件もハウスメーカーをまわりました。

しかしどこの家をのぞいてみてもピンとこない、住みたくなるような、何十年も過ごせる自信を持てるような家にはたどり着けず、自分なりに20年前からずっと描いていた「じぶんち」を書きだしました。

家に住む人と、家を離れる人、家に来る仲間や、自分たちの老後。そんなことを考えながら書き出したど素人の設計図には「夢」がありました。

家の中の明るさが目の前に描けました。

そして、型にはまらない家を求めて入った1件目の設計事務所で、ど素人の設計図を開いて相談しました。

ハウスメーカーの見学は何件も何回も足を運んでも見つけられなかった「じぶんち」だったはずなのに、その設計事務所では私たちもどんどん「じぶんち」を語れる、設計士さんの話しにも真剣に耳を傾けられる、そんな時間もあっという間に過ぎるくらい家づくりへの第一歩として楽しい時間になりました。

こうして、私も主人もお互い確認することなく、「じぶんち」を作るお手伝いをしてもらう設計事務所が決定し、20年かけて夢見た「じぶんち」を描いたど素人設計図をもとに、イメージのまま作り上げてくれました。

数か月後、「夢」が形になりました。

今、8年目になりますが新築の時と変わらないくらい飽きません。

どんどん好きになっていきます。

ひとつひとつへのこだわりやポイントを今でも語れます。

女性目線の導線は、思いのままに作り、思いのまま使っています。

本当に楽しい家づくりでした。

いろいろなことを想像し、想定し、シュミレーションしている時間は最高に楽しかったです。