狭いのには慣れると、新築の家に教えてもらいました。

我が家の土地は狭いです。ですから家を建てると決めた時は、家族全員、どのような間取りにするべきか、大変悩みました。土地の広さから建ぺい率で建てられる面積を割り出して、毎日ああでもないこうでもないと、パズルのように部屋のパーツを組み合わせて行きました。

だんだん面積が足りなくなり、娘に「お部屋3畳でいい?」と尋ねた時の泣きそうな顔は、今でも思い出す度に笑ってしまいます。

とにかく面積が足りないので、「ウオーキングクローゼットを作ろう」的な夢を見るような余裕も無く、無事、全員分のスペースを割り振れた時は目頭が熱くなりました。娘にもなんとか3畳以上のスペースを割り振ることができました。

完成して住み始めて実感したのは「狭いのには慣れる」ということです。今では手を伸ばせば何でもとれるこの住まいに、満足感を覚えています。とは言うものの、庭で飼っている犬が一番広い面積を占有しているというのは、ちょっと情けない気がします。